Event-shinshiro of Melonbooks RALLY CHALLENGE OFFICIAL WEBSITE

全日本ラリー選手権 第9戦
新城ラリー2012
【開催日程】2012年11月3~4日 終了しました
【開催地】愛知県新城市
【サーフェイス】ターマック(舗装)
【公式WEBサイト】http://www.shinshirorally.jp/


JN-3クラス2位入賞!

メロンブックスラリーチャレンジ、2008年以来2度目の
ドライバーズチャンピオン獲得!!!!


イベント概要


20100927213604e73.jpg 愛知県の東端、静岡県と県境をはさむ山あいの町・新城市。戦国時代、織田・徳川連合軍が武田騎馬隊を破った、世に名高い「長篠の合戦」が行われたこの場所で、年に1回、本州最大のラリーイベントが開催される。

 内閣府が認定する地域再生プランにそって、行政からの強力なバックアップを得て開催されるこの「新城ラリー」は、その開催規模、イベントの充実度、観客数、いずれにおいても日本で指折りの名物イベントだ。
 かつて中部ラリー選手権の一戦としてはじまったこの新城ラリーは、その開催初年度から観客の立場に立った革新的な方策を数多く打ち出しており、いまや「ラリー北海道」とならんで全日本ラリー選手権になくてはならぬビッグイベントとして成長を遂げている。

 毎年趣向をこらした各種のイベントが開催されていて、今年はかつてトヨタワークスで世界ラリー選手権を戦った名ドライバー、ビョルン・ワルデガルド氏によるTA64セリカツインカムターボでのデモランをはじめ、昨年のパイクスピーク・ヒルクライムで世界記録を樹立した田嶋伸博選手&モンスタースポーツSX4のデモラン、APRCチャンプ田口勝彦選手&ランサーSC2のデモランなど、注目の走行イベントが目白押しとなっている。
 きっとモータースポーツファンにとって、忘れられない2日間となることだろう。

 一方、我われ参戦チームの目から見ても、この新城ラリーは特別な一戦といえる。登場するステージはタイトかつナローなワインディングが多く、特に毎年多くのドラマが生まれる名物ステージ「雁峰」は、極め付きに道幅が狭い上にクセのあるコーナーが頻発し、しかも路面はきわめて滑りやすい。
 この新城ラリーをして「日本で開催されるターマックラリーのなかでも、もっとも難しいイベント」という評価は、けっして伊達ではないのだ。

 4月からはじまった全日本ラリー選手権も、いよいよ最終戦。
 今年は最終戦を前にしてチャンピオンが決まっていないクラスが多く、特にMRCが参戦しているJN-3クラスは、我々をふくむチャンピオン候補の上位3台が1ポイント差で並ぶという僅差の死闘となっている。

 晩秋の奥三河で開催される最終決戦、日本最速の栄冠は誰の頭上に輝くのか。
 その結末を、ぜひその目に焼きつけてもらいたい。

イベントマップ



【公式観戦ページ】
→ 公式サイト観戦情報

【桜淵公園ラリーパーク】

 セレモニアルスタート&フィニッシュ、サービスパーク、およびイベント会場は、新城市街地の南部にある「桜淵県立自然公園」に設定される。

 この新城ラリーの特徴のひとつとして、サービスパーク、イベント会場、そしてギャラリーポイントが近接しており、いずれの会場にも徒歩で容易に移動できる点がある。ラリー観戦初心者でも迷うことなく、ラリーの魅力を存分に味わえるイベントなのだ。

 イベント会場では上述のデモランのほか、自動車メーカーや地元企業、さらにはチーム協賛企業のブースがずらりと立ち並んでおり、中にはこのイベントだけの限定グッズを販売するブースも。特産品を集めた屋台も数多く出店していて、奥三河のグルメに舌鼓を打ちながらそれらのブースを見て回るだけでも楽しい一日が送れるだろう。

 自家用車で来られる方は、会場から約3kmはなれた場所に特設駐車場が完備されており、そこからシャトルバスに乗って会場入りすることになる。
 また徒歩で来場される方は、JR飯田線の新城駅から南に約300mはなれたところにある新城市役所前からシャトルバスが運行されるので、そちらを利用して欲しい。

 そして新城ラリーにはもうひとつ、これほどのイベントでありながら会場への入場やステージでの観戦、駐車場、そしてシャトルバスの乗車にいたるまで、すべて無料で提供されるという大きな特徴がある。
 すべてにおいてスペクテイターフレンドリーなイベントであり、それこそが新城ラリーをして国内トップクラスのモータースポーツイベントとなった一番の要因といえるだろう。